カーポートの注意点

 西日本を中心に台風7号が上陸しております。
 皆様におかれましては、モノが飛ばされないように屋内にしまう、重いモノであればロープなどで縛っておくなど台風対策はしてあると思います。
 弊社もモノが飛んでご近隣にご迷惑とならないように軽いモノは庫内にしまいました。

 この時季になると心配なのがカーポートやテラスの屋根が飛ばされるということです。
 毎度、毎回お伝えしていることではありますが、カーポートやテラスのポリカーボネイド屋根(以下、ポリカ屋根)はその商品の耐風強度を超えると飛ぶように設計をされています。
 もし強い風で屋根材が飛ばない設定であった場合、躯体(カーポートやテラスの骨組み)が破損してしまい、使い物にならなくなる可能性もあります。
 写真は弊社に設置してある片流れ(片側だけに柱がある)のカーポートです。
 数年前、大型の台風で屋根材の一部が飛ばされました。
 もしこの屋根が粘って飛ばされなかったら、骨組みが曲がっていたのではないかと想像できます。

 しかし、屋根が飛んでしまうのは理解はできても、その飛んでいった屋根材が近隣の迷惑になるのではないかと心配になるのは当たり前です。
 確かに迷惑を掛けてしまうという点では間違いがありませんが、とても軽いものなので、周りへの被害は大きくないかと思います(軽視しているということではありません)。
 どのシーンでも対応できるのが折半カーポートです。
 このカーポートも弊社に設置してあるモノです。
 屋根がスチール折半でできているのでポリカ屋根よりも風には強い設計になっています。
 当然2本柱よりも4本柱の方が自然の驚異に対しては強いです。
 ただポリカ屋根の商品に比べ高価になります。

 住んでいる環境や予算などを考え、カーポートやテラスを検討してください。
 その際は弊社にお気軽にご相談ください。
 東海地方では、この台風7号の影響は午後あたりがひどいという情報があります。
 十分にお気を付けお過ごしください。

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