建設業部会視察研修

 12月19日(月)、大府商工会議所建設業部会視察研修に参加しました。
 今年は、建設中の設楽ダム工事現場を視察見学に行きました。
 道中、「道の駅したら」でお昼休みと、同施設に併設してある「奥三河郷土館」の見学をしました。
 お昼ご飯はこの地域で養殖されている「絹姫サーモン」の刺身とフライをいただきました。
 とても美味しかったです。
 写真を撮るのを忘れていました。
 奥三河郷土館ではこの地方の歴史や暮らしなどを展示物で紹介しています。
 とても興味深いものがたくさん展示されていました。
 木をふんだんに使った建物で、長いスロープは木のぬくもりを感じる素晴らしいものでした。
 天気が良かったということもありますが、外の寒さを忘れるくらい温かい空間でした。
 道の駅から見学先まで少し時間があったので、売店で「鹿フランク」を食べました。
 ジビエというと臭いというイメージがありますが、そんな臭みはなく、美味しくいただきました。
 通常のフランクフルトよりも歯ごたえがあり、食べ応えがありました。
 お値段は350円。
 午後から、設楽ダム工事事務所広報展示室に移動し、担当者の方から「設楽ダム」についての説明を受けました。
 その後、建設中の現場をバスで見学しました。
 途中途中で停まってくれるものだと思っておりましたが、ぐいぐい行くので写真を撮ることができませんでした。
 ダム建設に伴う道路の掛け替え工事用の大きな柱や仮設道路、のり面の補強などスケールの大きさに圧倒されました。
 設楽ダムを正面から見える場所へ移動し、説明を受けました。
 今後、ダム建設が行われていくそうです。
 本事業は令和16年(2034年)完成予定で、総事業費3,200億円です。
 ダムが完成することで東三河地区の水不足と洪水から守ります。
 またダム事業による自然破壊とならないような事業も取り組んでいるそうです。
 ダムのために水の底に沈んでしまう地区の方々は「犠牲になる」のではなく「未来に協力している」と考えているそうです。頭が下がります。
 お土産としてダムカードをいただきました。
 私にはその価値は分かりませんが、期間限定でレアものだそうです。
 完成まで大事に保管しておこうと思います。

 今回の視察研修で、なかなか普段の生活では得ることのできない経験と体験ができました。
 設営をしていただいた商工会議所の方々、ご同行していただきました建設業部会の皆様、ありがとうございました。


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